第315回
コンプライアンス
最近、週末は東京通いが続いていますが、
先週は久しぶりにパートナーがこちらに戻ってきました。
毎週1回は移動するということと、仕事が終わるのが遅く、日中の移動時間がもったいない、
マンションが高速バスの乗り場の近くであるという条件から、
夜行バスでの移動を選択することが多いです。
夜行バスは中途半端な時間についてしまいますが、
今の環境では、そのまますぐにマンションに潜り込めますから、あまり苦痛ではないのです。
高速バスの予約は30日前から行えますが、
席が限られていますので、早めに確保しておかないとダメです。
30日前ですとなかなかリアルな予定を立てるのは難しいですが、
窓口で問い合わせたところ、出発前であればキャンセルは出来るし、
その際は手数料100円だけ払えば良いということです。
ならばとりあえずは確保しておこう。片道100円の保険料は安いと考えました。
今まではキャンセルしたことはありませんでした。
今回は荷物があったので私が車で迎えに行ったため、帰ってくるバスをキャンセル。
帰りも仕事が終わらなかったので、バスをキャンセルして新幹線で帰ることになりました。
仕事の関係なので、ぎりぎりまで間に合うかなということで進めていましたが、
残念ながら終わりそうに無かったため、バス会社に電話したところ、今回の問題です。
高速バスは新潟と高田と東京の会社が3社で共同運行していますが、
購入した東京の会社に連絡したところ、この便は新潟なのでそちらに問い合わせてくださいとのことでした。
東京で買う際には出発前であればキャンセル受付はOKという説明を受け、
私はそれを承認(コンプライアンス)しています。
ところが、新潟に問い合わせたところ、
便が出発してしまったのでキャンセルの受付は不可能ですというのです。
それって、もし新幹線のチケットをキャンセルするのに
自分は横浜から東京に行くだけなのに、その新幹線が博多発で、
もう出発しているのでキャンセルを受け付けませんって言われているみたいなものですよね。
私たちはまだ乗っていないし、バス停までバスは来ていませんから。
そこで、会社ごとの規定があるのなら、それをきちんと消費者に伝えないといけないのじゃないか?
ちゃんと顧客にコンプライアンスをとらないといけないのではないかと喰らいついてやりました。
最初はぶっきらぼうな対応でしたが、
翌日、上司の方から丁重な連絡が入り、たしかにお客様のおっしゃるとおりですということで、
キャンセルを受け付けてもらうことが出来ました。
これだって契約ですからね。
コンプライアンスって重要だと思いました。
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