第314回
たった一本
コラムを書いていて気がついたのですが、
辛い(つらい)という字と、幸せ(しあわせ)という字って
たった一本の線が在るか無いかの違いなんですね。
今まで何回も書いていたのに、全然気が付きませんでした。
たった一本の線なのに、人は泣いたり笑ったりするんだと思うとすごいなと思いました。
そしてその1本は『一』という文字
『一』っていうのも意味深です。
この漢字を作った人ってどんな意味をこの『一』に込めたんだろう。
辛いと幸せって紙一重なのかなぁ
その人の思い一つでどっちにも転がってしまうってことなんだろうか?
一を引くより、足したほうがたしかにポジティブだしね。
たしかに一歩踏み出すだけで、世界は変わるし、
辛い思いをしている人を救えるのは、たった一人で十分だったりもする。
だったら積極的に一を足した生き方をしたいと思います。
辛いとマイナス思考に何時までも陥っていても、自分から一歩踏み出さないと何も解決はしないし、
まっすぐ立ち向かって、辛さを乗り越えて、はやく幸せをつかみたいですからね。
だんだんポジティブ思考が戻ってきた。
この馬鹿みたいにポジティブな発想が唯一のとりえだったのに、
随分長いこと、この感覚を忘れていたような気がします。
たった一つを加えるだけなのに、
このことに気づくまでは時間もかかったし、やっぱり辛かった。
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