第296回
言葉のちから
最近はどうも自分の悪いところだけが目に付いて、
自分を嫌いになってしまいます。
ちょっと鬱気味なのかもしれません。
夏以来、どうも精神的に弱くなっています。
ポジティブに発想しなければと思うのですが、
どうしても自虐的になってしまう。
今まで突っ走ってきて、なんだか急に糸が切れたような感じです。
なんだか、救われない毎日を送っています。
幸い、忙しいことは忙しいので、日中は気が紛れますが、
夜が苦痛です。
このところ、睡眠時間が極端に短くなってしまいました。
近くに居る友人は、そんなに思いつめなくても、
周りにはあなたのことを思ってくれる友達がいるでしょと慰めてもくれますが、
欝のときは、なかなか素直にそうは思えないようです。
どうしても、周りが自分を嫌っているように思えてしまったり、
自分自身をいじめたり、
世の中に存在していることすら嫌になったり、
テキストに書いてある鬱の症状そのままというのがすごいです。
こんなときは言葉のちからを考えてしまいます。
気持ちがあれば言葉なんて要らないと思っていた時期もありますが、
今は、言葉をなげかけてもらえるのがうれしい。
自分のことが嫌いになっている分、
自分の良いところを見つけてくれる人が欲しい。
そんな言葉のちからが唯一のよりどころになるのかもしれません。
でも、良いところを見つけてもらうのはなかなか難しいです。
特に言って欲しい人に見つけてもらうということは難しい。
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