第241回
昨日は柏崎
木曜日は柏崎市社会福祉協議会とネットワーク主催の住宅改修講習会が開催されました。
講師は私が務めさせていただいています。
柏崎地区は今年の1月に発足し、春の検定対策講座(柏崎商工会議所主催)を経て、
ようやくメンバー3名で活動を始めました。
まだまだ地区としての活動を大きく出来る規模ではありませんが、
それでもいろいろなところに出向いてくれて、今回の講習会が実現した訳です。
受講してくれたのは地区のケアマネ及びヘルパーが30名弱でした。
ネットワークの活動と、住宅改修について2時間ほどお話をさせていただきました。
お話した内容は、時代を読みましょうということ。
従来のように特定の専門家でこれからの高齢社会を乗り切ることは出来ない。
社会の全てが何らかの関りをもつことが重要で、
そのマネジメントをおこなうのがケアマネの職務です。
ケアマネだけが頑張ったって、やれることはたかがしれていますが、
いろいろな専門職の仲間をつくることで、やれることは無限大です。
また、まちづくりといった、従来は建築家や商工業者がメインだった分野も
これからは福祉関連職の参加なくして何も出来ないでしょう。
自分たちを狭い世界に置くことなく、どんどんネットワークを広げて欲しい。
それは自分でどんどん新たに構築することが出来ますが、
もしよろしければ既存のネットワークを利用してみては如何でしょうか?
FJC.Nがその選択のひとつになれば幸いなのです。
ネットワークは住宅改修の受注団体ではありません。
ネットワークに属するいろいろな専門職が、自分の専門性を提供することで
福祉住環境整備を実現するのが目的です。
そしてその専門職には当然、福祉関連職も含まれます。
ぜひ、今回の受講者の何人かが私たちの仲間になってくれることを望みます。
まだまだ出来たばかりで、石坂代表を始めとするメンバーだけでは実践が出来ません。
だからといって、勧誘して入ってもらってもうまく行かないものです。
いかに自主的に入ってもらえるかがポイントです。
そのきっかけ作りが昨日のような講習会なのです。
私も必要があれば駆けつけますので、どんどん頑張って欲しいと思います。
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