第224回
スケジュールと行動記録
いそがしさにかまけて、知らないうちに時間が過ぎてしまうということは無いでしょうか?
もう週末、もう月末という具合です。
日々の予定をこなしているだけで精一杯。
時間に流されてしまっているのですね。
スケジュールをつける人は多いです。
私も常に薄い手帳を持ち歩いて、予定が入るとカレンダーを埋めていきます。
予定がブッキングしないように必ず書き込むようにしています。
手帳に埋めた予定は、インターネット上のカレンダーにも転記して、
予定の1時間前にはアラームのメールが届く設定です。
インターネット上のカレンダーはネットワークやパートナーと共有していますので、
お互いの予定も公開していて、効率の良い協調作業が行えるのです。
そんなことやっている暇も無いという人もいますが、
それでは場当たり的な生活になってしまいますから、急がば回れです。
自分で行えない人はマネージャーか秘書をつけてください。
私にはそんなお金がありませんから、自分でやっているまでです。
予定を立てるだけで30分や1時間くらいかけていますが、
その過程でいろいろなことを考えますから、私にはとても重要な時間なのです。
スケジュールを立てる人は多いのですが、
実際に行った行動記録を残す人は案外少ないのではないでしょうか?
私の使っている薄い手帳の最初は年間予定表になっていて、ここに予定を埋めていきますが、
後半は見開きで週間カレンダーになっていて、ここには実際行ったことを書き込むようにしています。
予定はあくまでも予定で、実際に行ったことと違うことは良くあることです。
また、予定より実際の行動のほうが複雑で、情報量が多いのです。
次の予定を立てたり、作業の関連を確認する意味で行動記録は重要です。
私は最初に勤めていた会社が金庫屋で、
常にアリバイを証明できるように叩き込まれていましたから、
日々の行動記録を残すことは自然な作業です。
今にして思うと、これがとてもよい習慣なのだなと思います。
私も3日くらい記録を残さないと、何をやっていたか判らなくなってしまいます。
もちろん仕事をやっているのですが、きちんと記録を残さないとせっかく行った仕事も
ただこなしただけの日々の作業で終わってしまいます。
時間に流されず、しっかりと捉えるためにも
スケジュールと行動記録はお勧めです。
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