第70回
HPは生きた名刺です
情報を発信することはそれほど難しいことではありません。
そして情報をもとっとも発信しやすいのがインターネットでしょう。
だから私は毎日インターネットのお世話になっています。
最近はプロバイダーも繋ぎ放題コースの設定があり、
定額で利用できますので、料金も気にならず使いやすくなりました。
このHPはFJC.Nの一般向けHPです。
ここではネットワークのイベントの告知やネットワークの考え方などを情報発信しています。
事務的なものだけではつまらないので、
日々感じたことをつぶやいてみたり、
電子会議室でネットワーク外の方との意見交換をしています。
これとは別に会員専用のHPがあります。
こちらはIDとパスワードを入力しないと入れませんが、
いろいろな情報やノウハウが満載です。
ネットワーク会員のもつ情報をおのおのが投稿することで、
膨大な情報量を持つことができます。
私がネットワークの代表として、人に会うとき、
アポイントの際に公開HPのアドレスを教えて
よろしければご覧になっていただけますかとお願いします。
実際に会うというのは、お互い、貴重な時間を割くことになります。
初めて会って、お互いの説明をしているようでは時間がかかってしまいます。
ですから、HPを事前にご覧頂き、大体どんな集団なのかを知っていただきたいのです。
もちろん、私も相手のHPがあれば事前に見せていただきます。
そうでなければ、相手の話を聞くために十分な時間を割きます。
お互いにはじめてお会いしたときは名刺交換をしますが、
ネットワークのHPは常に最新の状況を伝えることができる名刺なのです。
ですから、事前にお互いの生きた名刺交換ができたら、
実際に会ったときから具体的な話をすることが可能になるのです。
しかし、中にはHPを見ていてくれない人がいます。
インターネットが日常化していないのか?
あまり興味が無いのか、どちらかでしょう。
人は情報を自分の価値観で決めるのが普通です。
ですから、いかなる理由付けしても要は興味がないということです。
実際にお会いしたとき、HPはご覧いただけましたかという質問をすると
大体、その後の会話は決まってしまうことが多いです。
しかし、別にHPを事前に見てくれなかったからといってぼやいてもしょうがない。
直接会って渡した名刺だって、渡した後はどうなるかわからないでしょ。
ちゃんとファイリングしてくれる人もいれば、
そのままゴミ箱へ入れてしまう人もいます。
名刺もHPも自分が何者であるかの情報発信です。
できるだけ情報量を増やしたいと思うのは渡すほうの気持ちですが、
そういう情報の中から自分に必要と思われるものを選ぶのも受けての価値観です。
出会いはお見合いみたいなものです。
相性が悪ければそれまでということですね。
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