第342回
福祉住環境まつりin加茂
先日来お伝えしてきた「福祉住環境まつり」が昨日加茂で行われました。
当日はあいにくの天気でしたが、スタッフの熱気で会場は大いに盛り上がりました。
イベント会場は協賛企業のブースとネットワークのブース、屋台で構成され、
中央は多目的に利用されました。
通常は車椅子試乗や高齢者疑似体験を行えるようにしてあり、
いろいろな車椅子を試すことができ、模擬的に作られた廊下幅を通過する困難さ
などを体験することが出来るようになっていました。
イベントの告知はこのHPをはじめとし、ポスターの市内設置、折り込み広告
などで行ってきました。
おのおのの媒体の効果がどれくらいあったかは、今後の反省課題ですが、
それでも遠くからは長岡からの来場者もあり、
住環境整備の相談などもされていかれましたから、まずまずの成果でしょう。
このイベントには多団体も参加してくれたのが良かったと思います。
特に感動したのは車椅子ダンス協会の皆さんによる華麗な舞台です。
通常行えるダンスのすべてを行うそうです。
車椅子ダンスには国際大会もあるそうで、そうとうのレベルの高さを感じました。
舞台いっぱいに、何組ものカップルがダンスを繰り広げる様は、
映画、「シャルウィ・ダンス」やバラエティの芸能人社交ダンス部を彷彿とさせてくれました。
きっと、大会ではすごいパフォーマンスが見れるのでしょう。
だからといって、別にすべての人がパラリンピックを目指すということではなく、
競技ダンスとは違い、通常のダンスは本人たちが楽しめればそれで良く、
私たちに披露してくれた方々の笑顔が作り物ではないことがそれを伝えてくれていました。
ネットワークが単なる一団体としてイベントを企画するのではなく、
ちいきにおける様々な資源とつながる活動をすることは重要です。
いくつかの地区代表も地区会員とともにこのまつりに参加してくれました。
地区にもやはり温度差はありますが、
今回参加してくれた地区のみなさんはこの加茂地区でのイベントを持ち帰り、
自分の地区活動にどう生かすかを話し合ってください。
また、加茂地区はこうしたイベントが一過性のものではなく、
継続できるように考えてみて下さい。
最後に今回のイベントを取りまとめてくれた牛腸加茂地区代表を始めとする地区メンバーの皆さん、約半年にわたる活動、本当にお疲れ様でした。
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