第341回
マトリックスはどうだ?
三部作目が公開され、なかなか興行成績も良いみたいですね。
一部ではまって、二部目もなかなか面白いじゃないと思っていました。
だから、三部目もきちんと劇場で見ないと、これだけビデオというのはちょっと嫌です。
それにしてもこの手の映画は通常料金でというよりはレイトショー価格でしょう。
もう、内容的には漫画ですからね。
今回もレイトショーでと思っていましたが、なかなか時間が取れません。
忘年会シーズンに突入してしまいましたから。
ようやく時間が取れたのが昨日の午後でした。
(加茂でイベントの準備をしていた皆さんにはごめんなさい)
さすがに全席指定でしたが、観客は半分くらいでしたかね。
場所は悪くなかったので、指定席で隣がいない分だけ得をした感じですか。
さて内容はというと、これがなかなか説明しにくいものです。
マトリックスの世界はとかく戦争を始めたがる人間の意識をメインコンピュータが管理をし、マトリックスという仮想空間で生活体験をさせているというものです。
そしてこの世が偽物であると気づいた人たちが現実に目覚め、ザイオンという地下都市に住み着いてコンピュータの管理する世界と対抗しているというのが流れです。
悪役スミスは簡単に言うとウィルスに犯され暴走を始めたワクチンプログラムです。
もともとはマトリックスの世界で現実に目覚めた危険分子を監視する役目だったのが暴走を始め、どんどん増幅し始めます。
マトリックスの世界を打ち壊し、本来の人間の世界を取り戻す救世主が主人公ネオです。
本来はそういうシンプルなストーリーだったのですが、スミスの登場で話がどんどん複雑になっていきます。コンピュータ対人間なのですが、そのコンピュータ自身も自分のプログラムの中に増殖し続けるスミスというウィルスに冒されようとしています。
そこでネオはコンピュータと取引をするわけです。
人間を攻撃するのを止めることを条件に、自らがスミスに冒されることでネオとスミスを一体化させ、ネオの生命をコンピュータが絶つことで、一体化したすべてのスミスというウィルスを駆除してしまうというのです。
かくして人間とマトリックスが共存しつづける新しい世界が始まります。
めでたし、めでたし。
ストーリーはシンプルなアニメっぽさが無くなり、ずいぶん複雑になっていました。
また一世を風靡したワイヤーアクションも少し色あせて、
ちょっとだらけ気味だったかな?
この映画はやっぱりレイトショーがお勧めですかね?
それより予告でやっていたラストサムライがすごく面白そう。
トム・クルーズもトップガン以降はあんまりパッとしなかったのですが、
この映画では男を出していますよね。
今度はこちらに期待したいと思います。
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