第234回
みんな遅くまで起きている
ようやく住宅改修の提案書の作成が終わりました。
今は夜中の2時半を回ったところです。
昨日、役所から普通紙ではデジカメで取った画像が見えにくいというクレームがつき、
仕方が無いので、プリントを最高画質で始めたのですが、これが時間がかかります。
時間ばかりではなくインクも通常の4倍近く消費するらしいです。
おかげで寝ることも出来ず、早めのコラム書きとなりました。
介護保険の住宅改修を行う場合、工事着工前と後の写真を添付しなければなりませんが、
写真はデジカメでもOKという自治体がほとんどです。
普通の写真では現像に出す時間ももったいないですし、
デジタルデータのほうが後々保存に便利です。
建築では現場途中の写真はデジカメでも認めてくれます。
ですから、介護保険でも認めるべきだと思います。
今までネットワークの作成した書式でクレームを貰ったことは無かったのですが、
このたび、初めて写真についてのクレームが出ました。
他の業者はちゃんと写真で持ってくるので、ネットワークも写真にしろというのです。
介護保険ではそういう現像代やプリント代を請求することを認めていません。
なのに、何故そのようなことを言うのでしょうか?
プリント画質の問題なら対応しましょう。
それでも今までやっていた3倍以上の経費がかかってしまいます。
ただでさえ、手間がかかり、事業として継続することが難しい住宅改修を
なるべくコストを抑え、おのおのの専門性を持ち寄って推進しようとしているのがネットワークです。
もともと役所が現地を見に行く手間をかけられないので、写真の提出を求めているのです。
他の業者が写真を出しているからそれと同じにしろというのは意味が分かりません。
プリントで分かりにくいのなら、自分たちが足を運んで現地を確認したらよろしい。
100歩譲って画質が悪く見にくいのなら、最高画質にしてあげましょう。
こちらの譲歩はここくらいまでですね。
コラムを書き始めて15分以上経ちますが、まだ印刷は終わりません。
明日は役所の担当者とこの件で戦ってきましょう。
お互いが協力し合うことが福祉住環境整備の重要な点です。
写真に固執するのはケチな役人根性というものです。
ところで、こんなことをしている最中でも、
役員専用メーリングリストは投稿が続いています。
私が投げかけた問題に対して、役員が意見を述べているのです。
みんな、昼間は自分の仕事でいっぱいいっぱいです。
きっと夜遅くまで仕事を引きずっていることでしょう。
それでもこうしてネットワークのことを考え、意見を戦わせてくれる。
これがFJC.Nの推進力なんですね。
私も明日はまた役所の既成概念を打ち破り、
会員専用ページで報告することにしましょう。
|