第212回
他の地区でもまず一歩
今年のネットワークは地区を越えた活動と実践を方針にしています。
地区への帰属性が強くなってしまうあまり、他の地区の動きに関心が薄れ、
結果、ネットワークの大きな流れから孤立してしまうという弊害が出始めたからです。
地区の活動が活発になると、その一方で全体としてのグローバルな視点が薄れてしまう。
なかなか難しいのです。
会員専用HPでは地区毎に電子会議室が開かれています。
月一回の例会はせっかく顔を合わせるのだから、できるだけ実践的な話をしたいところです。
ですからなるべく審議事項はこの電子会議室を通し、
基礎議論を行うことで例会の時間を有効に使います。
また、例会への出席が出来なかった会員にむけて、例会の内容を報告したり、
連絡事項等に活用をお願いしているのです。
実はこの電子会議室は会員の誰が閲覧したのか判るようになっています。
連絡事項などは伝わらないと意味がありませんから、
閲覧していない人に再度閲覧を要請するためです。
先日のまず一歩では地区活動がうまく自治体に受け入れられないということで、
私が直接折衝してきた報告を地区電子会議室に掲載し、全会員にその告知をしました。
数日経って、どれくらいの人が見てくれたかなと思って閲覧者一覧を見たのですが、
結果は惨憺たるものでした。
まず、当の地区会員の多くが閲覧していない。
他地区代表も見ていない。
閲覧してくれているのは特定の人ばかりという有様です。
今期のネットワーク活動の第一歩は会員専用HPの有効活用です。
ここならわざわざ他の地区へ出向く必要もなく、他の地区活動が見えます。
せめて他の地区だから関係ないなんて情けないこと言わないで見て欲しいものです。
地区代表は最低でも地区メンバーに閲覧をお願いし、その環境作りのお手伝いをするべきだし、
発言した人はその旨を他の会員にも告知する必要があるでしょう。
それでも閲覧してくれた地区代表の1人はさっそく行動を取ってくれたのがうれしいですね。
地元自治体や周辺自治体を回り、1時間半も話をしてきたというリポートをしてくれています。
やればきちんと受け入れてくれるのですねと感動していました。
また、三条のように建築系会員の地域ケア会議への参加を要請されたそうです。
私が必要ならいつでも言ってください。
できる限り協力しようと思います。
机上の議論より、一歩踏み出すほうがよほど簡単です。
次の一歩のリポートをお待ちしていますよ。
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