第208回
総会 お疲れ様でした。
第3回総会 上越大会は多くの参加を得ることができ大成功でした。
基調講演では福祉住環境コーディネーター協会の高室理事をお迎えし、
コーディネートすることはどういうことかを丁寧にお話いただきました。
福祉住環境整備に関わる全ての人がコーディネートマインドを持ち、
お互いの専門性を尊重しあいながら進めなければいけないという氏の話は大変共感でき、
一部の住環境整備の専門家と称するものだけでは決して実現できないという
ネットワークが当初より解いてきた解釈が肯定されました。
この総会を持って、
以前より議論されてきた「福祉住環境コーディネーター」という職業があるかないかという議論は
一応の解決を得たものとし、
ネットワークとしては今までどおり、
「福祉住環境コーディネーター検定」を共有するべき知識として認識するものといたします。
協会とネットワークの考えるベクトルが一致したことは大いに意義のあることです。
今後も是非、協調しあい住環境整備を実践していきたいと思います。
また、基調講演の後、「上越地区の住環境整備を考える」ということで、
上越地区の福祉事業者、医療関係者をパネラーとしてお迎えしてのディスカッションを行いました。
こちらのお話の中でも、これからの高齢社会に対し、
福祉という専門家だけでの対処の困難が指摘され、
いかにさまざまな業種がちいきに関わらなければならないかという問題提起が行われました。
この模様は上越地区のケーブルテレビで放映されるそうです。
参加いただいた会員の皆さんはこの総会を通じ、
ネットワークの考え方とその正当性がご理解いただけたものと思います。
是非地区に持ち帰り、この体験を他の会員にも伝えていただきたいと思います。
今回の総会から実務研修会を同時開催することになりました。
総会の日の午前中と翌日の午前中に基礎編、応用編として講習を行います。
基礎編はネットワークの考え方及び住環境整備の進め方を学びます。
応用編は刻々と変化する制度を学ぶことで常に最新の知識を身につけていただきました。
今回は改正介護保険制度の内容とその目的、支援費制度、
地域福祉権利擁護事業及び成年後見人制度について学んでいます。
かなりレベルの高い研修でしたが、みな真剣に受講しており、
その姿にネットワーク本来の姿を見る想いでした。
2日間を通し、大いに学び感動させていただきました。
総会後の懇親会や2次会の高田の夜はネットワーク会員の親睦を深める良い機会でした。
地区にとらわれず、ともに住環境整備の実践を行う同士として
そのネットワークを一年間持続してもらいたいと思います。
来年の総会は新津地区が担当です。
上越大会を上回る総会の開催を期待いたします。
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