第199回
反省会
昨日は慕光会の反省会が行われました。
会食をしながら、来年度の総会に向けて今回を振り返るのです。
今回の最大の改革は、長年日曜日の昼間行われてきた総会を土曜日の夕方に移したことです。
帰属性の乏しい私たち以降の卒業生を何とか引っ張り込もうと考えたアイディアでした。
結果的には今まで出席だった先輩方の何名かが時間の調整がつかず欠席になり、
それとほぼ同数の卒業生が初めて参加してくれました。
出席者数はほぼ同じで、参加してくれた年代も同じでした。
つまり先輩方の何名かが入れ替わったということ。
当初目論んでいた若手の引き込みにはどうやら失敗に終わりました。
原因はいろいろです。
時間を動かしたこと自体が問題なのか、事前の告知がうまくいかなかったのか?
来年度に向けて問題を解決していかなければなりません。
また、料理の質が落ちたという声も聞かれたそうです。
私は司会をやっていたので、全然食事なんて出来ませんでした。
しかし、一見してたしかに量は少なかったかもしれません。
不景気ですから、こんなときこそサービスしてお客の気持ちを捉えれば良いのに
というのは客の考えですが、
不景気で客の入りが悪いのだから、少ない客に対して利益率を上げなければならない
というのが店の本音だと
以前、経理事務所の先生から聞かされたことがあります。
だから飲み屋に行くときは絶対流行っている店に行くことだそうです。
多かろうが少なかろうが、来てくれた客から一日の経費を捻出するからというのがその理由です。
慕光会の出席者は主婦の集団ですから、酒はあまり飲みませんが食事には厳しいです。
以前も会場を変えた理由が、大御所の先輩から食事のクレームがあったからだと聞きます。
一方、男なんか食事はどうでもいいようです。
大体、一つのテーブルになんかじっとしていませんから、
グラスとビールを持ちながら、そこらじゅうをうろうろしています。
今回も来年は場所を変えるかという話が出ましたが、
三条にもう大人数を収容できる会場も在りません。
「これからは男の人にもっと来て貰わないと」という声で、
来年度はバイキング式にしようかという話が出ました。
立食というのはご老体には厳しいでしょうから、きちんとテーブル席を用意しましょう。
また先輩方にはスタッフがきちんと料理を運びましょう。
こちらのほうが無駄はありませんから、費用も安く済みます。
若い人ももうすこし参加が期待できるでしょうか?
あれやこれや意見を交わしながら、食事を楽しんできました。
「小林君の司会は良かったわよ」
という一言で酒の量が少し増えてしまったようです。
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