第172回
デジタルツールも役に立ちます
アナログ人間の私でも、デジタルツールのお世話にならなければ仕事になりません。
もう一つのポーチの中にはそうしたデジタルツールが入っています。
重宝しているのがデジカメですね。
今のデジカメは2代目です。
建築系に写真は無くてはならないものです。
設計をする前は、建設予定地の周囲がどうなっているか情報収集します。
施工途中では現場の進捗状況を記録しなければなりません。
竣工写真もこちらはプロに撮ってもらうこともありますが、やはり自分なりに撮影します。
そんなわけで、毎日のように撮影しています。
ただ、建築系の写真というのは風景とは違って、
限られた空間を写すから広角レンズが無いと全体を写せません。
デジカメって望遠は得意ですが、広角が弱いのです。
最近は広角モードを持つデジカメも出始めましたが、
一眼レフタイプの高級機種です。
2代目を買うときにいろいろカタログを集めました。
最近は住宅改修の依頼が多くなり、一層狭いところを撮影する必要に迫られています。
トイレの撮影なんて、いくら高級機種の広角レンズつきでも大きすぎて使えません。
そんなとき、今使っているカシオのEXILIMが発売されました。
名刺の大きさで感動的に薄いカメラです。
レンズは標準なのですが、小さいので壁にくっつけて撮影が出来ます。
広角にならなくても、遠くから撮影したら全体は写るでしょう。
トイレという狭い空間でも、ぎりぎりまで壁に近づけて撮影できれば全体は写るという訳です。
失敗してもデジカメですからデータを消去するだけです。
大きなカメラは携帯性に劣りますが、これなら鞄に忍ばせることも問題ありません。
そんなことを自慢していたら、
副会長を始めとするネットワークの何人かが同機種を購入しました。
ちょっと不満なのは、私が買ったすぐ後に高画質の新製品が出たことです。
しかも、後から買った連中はみな高画質バージョン。
でも、負け惜しみじゃないけど、撮影はエコノミーモードがほとんどです。
高画質なんてポスターでも作らない限りは必要ないですから。
それはそうと、先日書店で雑誌DIMEを立ち読みしていたら、
EXILIMの防水ハウジングが出ていました。
このハウジングにカメラをセットすると、なんと水中カメラになるのです。
しかも世界最小!
使い捨てカメラの防水タイプの1/4くらいの大きさしかありません。
今年はこれをゲットして、水中撮影を楽しもうかな。
こんな商品情報を流すと、みんなに先を越されちゃいますかね。
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