第171回
携帯ステーショナリー
鞄に筆入れを持ち歩く人は多いと思いますが、私のはかなり本格的です。
モバイル事務所を目指す私ですから、ほとんどの作業をどこでも出来る環境を目指します。
13px9cmx5cmの透明なポーチの中に全てが納まるように中身を選ぶのですが、
このサイズだと、私のウェストバッグに縦置きで3つ入るのです。
同じ大きさのポーチのひとつはデジタル関係の小物を収めており、
もうひとつはその他の小物です。
用途別のパッキングは山登りの基本ですが、登山技術はさまざまな生活部面で役立つものです。
ステーショナリー用のポーチの中身はというと、
まず、筆記具として入れているのがロケット鉛筆です。
懐かしい名前でしょ。私が小学生時代に流行ったものですが、まだ売っているのです。
なぜシャープではなくロケット鉛筆かというと芯の太さが理由になります。
私は常に持ち歩くスケッチブックにイメージスケッチを行います。
そんな時はやはり鉛筆の風合いが必要なのです。
また、ロケット鉛筆なら芯が太くなったら交換できますので重宝しています。
同じロケット鉛筆で色鉛筆のシリーズがあります。
こちらは1本で7色対応していますので、ちょっとした着色も出来てしまいます。
あとはボールペンとラインマーカーです。
そのほかには消しゴム、スティックのり、セロファンテープやはさみ、カッター、ホッチキス。
意外と便利なのが1穴パンチで、ファイリングに役立ちます。
建築系ですから、定規や三角スケールなども入れてあります。
まだまだ入れる余裕はありますが、この程度で事務所機能は十分だと思います。
ところでこの中身のほとんどは100円ショップで揃えました。
ポーチはもともと化粧品の小物を入れるためのものらしいのですが、
女性も多数の化粧品を持ち歩き、かなり収納ノウハウがあるようですから、結構参考になります。
小さいホッチキスやパンチなど、普通の文房具屋さんでは見つけられないような小物は
むしろ100円ショップのほうが入手しやすいし、
ロケット鉛筆は100円ショップでしか買うことが出来ません。
私の携帯ステーショナリーの総額は1000円ちょっとでしょうか?
このポーチは本当に役に立ちますから、
皆さんも自分なりに工夫してマイステーショナリーを構築するのも面白いかもしれません。
それにしても100円ショップで三角スケールまで入手できるのには参りました。
しかし、使っていくと肝心のエッジ部分の目盛が消えてしまいます。
目盛を掘り込んでいなくて、単に印刷だからです。
やはり商売道具は100円ショップでは厳しいようです。
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