第165回
私の7つ道具
事務所機能を持ち歩こうと提唱する私ですが、
普段はどんな道具を持ち歩いているのかが気になるところでしょう。
私は設計事務所ですが、その機能を持ち歩こうと考え、
試行錯誤の末、定番の7つ道具が揃いました。
私の普段愛用しているカバンはマウンテンスミス社のウェストバッグです。
ウェストバッグとしては比較的大きいほうだと思いますが、
それでも収納は限られています。
しかし、なかなか使い勝手が良くて、公私共に手放せません。
ですから、このバッグにパッキングできることが前提となります。
私が必ず持ち歩いているものは次の通りです。
@ PHS
A 手帳
B スケッチブック
C メジャー
D デジカメ
E 文房具セット
F メモリースティック
後は、必要に応じて資料などが入ってきます。
とりあえず、これだけあれば大抵の仕事はこなせますね。
意外と少ないでしょ。
以前はメモリースティックの代わりにモバイルコンピュータが入っていたのですが、
なにせ精密機械で扱いは面倒だし、重たいし、その割に利用頻度が低いということで、
余程目的が無い限りは持ち歩かなくなりました。
最近では出先のコンピュータをお借りすれば、
インターネット上のデータにはアクセスできますし、
情報の持ち歩きならメモリースティックが程よい容量で簡単です。
おかげですっかりスリム化したという訳です。
私の場合、外に出て行う仕事の多くは
情報収集やスケジュールの調整です。
使用する道具は、スケッチブックというアナログのツールから
デジカメといったデジタルツールを適宜使い分けます。
デジタルにはまると何でも電子ツールでこなそうとするマニアも居ますが、
万能選手は意外と使えないなーというのが私の実感です。
移動は以前のコラムにも書きましたが、
出来るだけ公共交通機関を利用するようにしています。
その方が結局は時間管理がきちんと出来、自分の時間を稼ぎ出せるからです。
公共交通機関を利用するにはあまり道具を持ち歩くことは出来ません。
道具をスリム化することは、こういった事情から始めたのです。
それ以来、パッキングに大いに興味を持ち、
今や、私のパッキング術は随分システム化してしまいました。
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