会長のつぶやき
僕の独り言につき合って
 

第164回

私の時間活用術(5)

人は誰しも1日24時間しか与えられていません。
この平等に与えられた24時間を長く感じる人もいれば、短く感じる人も居ます。
多くの人は時間が1日24時間では足りないと感じているのではないでしょうか?
そこで時間を有効に使いたいということで、いろいろな本が出版され、
どれも結構な売上をあげているということです。
活動時間を増やすには睡眠時間を減らすと言うのが手っ取り早いということで、
短時間睡眠法などが最近は注目を浴びています。
眠りの質が良ければ、短い時間でも十分身体は回復できるというものです。
また、1日24時間という時間は1日を24等分するものですが、
25等分することで1時間増やすことが出来るという発想をした人も居ます。
なるほどなと感心しますが、時間がいくら増えてもメリハリがないと使えません。
そこで昨日もコラムに書きましたが、私の時間活用術をご紹介しましょう。

私は仕事の単位として36時間を一つの区切りとしているのです。
1日に発生した仕事を、その日のうちに片付けてしまうのが、
仕事の不良在庫を作らないもっとも有効な方法です。
しかし、1日というのはなかなか厳しいものがあります。
そこで翌日の午前中までに片付けてしまおうというのが、36時間単位の発想です。
増えた12時間は夜中の0時から正午までの時間ですが、
その多くの時間は睡眠に費やされてしまいますから、使えるのは5時間から6時間程度です。
午前中はメールのチェックや、HPの更新、このコラムの作成に費やされます。
1日の始まりでもあるこの時間帯はこれからの仕事の段取りを考える時間でもあります。
1日のうちでもっともフレキシブルな時間帯なのです。
人は無意識のうちにこのあやふやな時間帯を利用していると思います。
例えば、翌日早朝からの会議の資料を作るために徹夜したとすればこの時間帯です。
日常業務前にひと仕事というのもこの時間帯。
深夜から正午までの時間帯はとても自由に使うことの出来る時間帯なのです。

問題は1日の仕事にきちんと区切りをつけることが出来るかということです。
仕事を不良在庫化しないためにはその日の処理が鉄則です。
しかし、午後からの時間というのは結構拘束されているものです。
そこで、翌正午までを区切りとし、それまでに処理することをルールとします。
午前中は前日の仕事の残りと今日の仕事の段取りです。
仕事量が多ければ徹夜もしなければなりません。
しかし、翌日の午前中に自分の分担を処理できたら、
その後は外部スタッフに仕事を渡すことが出来るのです。
自分の所で仕事を留めることは避けなければなりません。

36時間単位の発想は実は誰もが普段からやっていることなのですが、
その時間の区切りを意識するということが重要なのです。
この時間を有効に利用するためには外出時に処理できることはその場で処理することです。
そのためのメールの活用や事務所機能を実現するモバイル環境なのです。

ところで先日タバコを止めた友人が、どうも時間を持て余すと言っていました。
そんな空いた時間も有効利用できたら相当時間を得ることが出来るでしょう。
でも、タバコをやめた分、貯金が出来そうで出来ないように、なかなか難しいようです。

2003年6月13日(金曜日)
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■会長 : 小林 哲也(KOBAYASHI TETSUYA)
1961年新潟県三条市生まれ。1級建築士事務所 FORUM主宰
建築士会で1999年 福祉住環境コーディネーター検定対策講座を開催。
その際集まった仲間と「福祉住環境コーディネーターネットワーク」を結成する。
ちいき住宅工房主宰

■講演
2003年
5月  福祉住環境整備講習会(新潟・長岡:(社)新潟県建設業協会)
    見附市福祉住環境講習会(見附商工会) 

2月  パネルディスカッション「福祉から見た健康住宅」(県央地場産業センター:健康住宅サミット)
1月  福祉用具住宅改修講習会(新潟ユニゾンプラザ:新潟県社会福祉協議会)
    平成14年度介護支援専門員現任研修(佐渡中央会館:佐渡地域振興局健康福祉環境部)
2002年 
12月  福祉用具住宅改修講習会(新潟ユニゾンプラザ:新潟県社会福祉協議会)
11月  十日町住宅改修講習会(十日町地場産業振興センター:十日町市)
7月  介護保険 住宅改修研修会(三条総合福祉センター:三条市)
4月  加茂商工会議所研修会(加茂商工会議所:加茂商工会議所青年委員会)
3月  住宅改修セミナー(西川町役場 保健センター:巻保健所)
     福祉用具住宅改修講習会(新潟ユニゾンプラザ:新潟県社会福祉協議会)
2月  福祉住環境セミナー(新宿:建築情報社)
     福祉用具住宅改修講習会(新潟ユニゾンプラザ:新潟県社会福祉協議会)
     住宅改修セミナー(新潟NOCプラザ:阿部木材株式会社)

■取材
2002年
11月   新潟日報社 ハウジング新潟2003「2000万の家」
10月   新潟日報「いつまでも我が家で-寝たきり予防へ改修」
9月   TeNY「介護豆知識-住宅改修」
8月   新潟日報「介護住宅改修事情」
4月   日経アーキテクチュア「資格に頼らず、資格を生かす」
2月   新潟日報社 ささえーる2002「住宅改修事例」
2001年
11月   新潟日報社 ハウジング新潟2002「こだわって新潟」

■リポート
2002年
12月   オランダ建築視察旅行記(PDF:ご覧になるにはアクロバットリーダーが必要です)

■作品集
最近の作品です。よろしかったらご覧ください。

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