第159回

初夏の佐渡島

2日間にわたる佐渡地区の検定対策講座が無事終了しました。
今は帰りのフェリーの中でこのコラムを書いています。

対策講座受講者は1名増えて7名になっていました。
当日は島内のケアマネの研修会もあったということで、開催の条件としては良くなかったようですが、
それでもわざわざ参加してくれた人には感謝です。
前日のメールで佐渡島は「とびしまかんぞう」の黄色い花が満開だと聞かされていたのですが、
ジェットフォイルから降りた私たちに全然、黄色い花は目に入りませんでした。
メールをくれた事務局をやってもらっている羽豆さんに尋ねると、
「とびしまかんぞう」は海に面した岩のところに咲いているのだということでした。
せっかく着たのに見れないなんてひどいと言ったら、
1日目の講座が終わったら、懇親会までの時間で見に行きましょうという提案です。
でも佐渡島は結構広いのです。
片道1時間くらいかかるということで、それでは懇親会に間に合わない。
そしたら、一時間早く終わって見に行こうということになりました。
なかなか見る機会はありません。
特に佐渡島の外海に当たる外海府はそうそういける場所ではありません。
そこで今回の参加者は皆地区会員で身内ということもあり、その提案に甘えさせていただきました。

結局大佐渡を一周する小旅行になりましたが、島の最北端まで足を伸ばしました。
走っただけの事はありましたね。
佐渡のパンフレットに掲載されているままの風景がそこには広がっていました。
どんなにすばらしいかはこのコラムには掲載できませんが、
会員は会員専用ページの佐渡地区の何人かの写真のバックに写っている風景がそれですから、
よろしかったら、探し出してください。

懇親会も和気あいあいで楽しい時間を過ごすことが出来ました。
佐渡の人はキャラクターが濃いのです。
代表の鈴木君の人柄もあるのかもしれませんが、
気持ちの良い人たちが集まり、今後の活動を期待させてくれます。

前日1時間早く終えたことで、2日目は当初予定していたフェリーには乗れず、
最終の便になってしまいましたが、
時間を延長して日が暮れるまで講座を行ってきました。
福祉系の多いメンバー構成の中で、2日目は建築が内容ということで、
ずいぶん大変だったと思いますが、よくついて来てくれました。
これから2週間、各自が勉強を重ねて、受験に望みます。
別に検定を合格することが住環境整備ということではありませんが、
自分の力を信じて、しっかり勉強して欲しいと思います。

講師のわがままで随分振り回された地区会員ですが、
私は初夏の佐渡を満喫し、美味しいお酒を飲めたことで、
大変満足しています。
このコラムをお借りして、感謝の意を表したいと思います。
今後とも地区活動を頑張ってください。