第119回
テレビ会議システム
ネットワークの役員会を不定期で開催しています。
新潟県は範囲が広いので、北から南まで集まるのは大変です。
それでも総会の打合せや実務登録の話など協議事項は盛沢山ですから、
なんとかして集まってもらっています。
地区代表に対し、ネットワークから交通費などの対価の支給はありません。
まったくのボランティアで行っていますから、頭が下がります。
上越の山口代表の提案で、役員会専用のメーリングリストを開設しました。
毎回、遠くから集まるのではなく、
基礎的な事項は事前にメールを利用して協議しようというものです。
協議事項は沢山ありますから、一日のメールも数が多いのです。
私自身はネットワーク以外からのメールも多いので、あまり苦痛ではありませんが、
メールをあまり利用しない人にはこれが苦痛らしいです。
必死にメーリングについていこうと頑張るのですが、
理解するのにいっぱいいっぱいで、発言するきっかけが作れないと言います。
結局、得意な役員はどんどんメーリングで発言しますが、
不得意な役員はますます発言することが出来なくなります。
これでは発言しない役員は話し合いに参加しているのかどうかも判りません。
当初は遠くの役員の苦労を考慮したシステムとしてメーリングを開設したのですが、
ここへ来て問題点が幾つか出てきました。
役員会は会長、副会長、会計、監査以外は地区代表が役員として参加します。
役員会は会員の総意を反映する会として機能しなければなりません。
でも、これでは会員の気持ちを汲み取ることが出来ません。
まあ、メーリングでの発言が少ない役員は、
実際に役員会を開催しても発言は多くは無いのですが、
それでも、顔と顔を突き合わせたりしていると、気持ちを察することが出来ます。
そこで、時間を使って走ってこなくても会議が出来て、
お互いの顔を見ながら話し合えるシステムとしてテレビ会議を提案しました。
先日の役員会で提案したら、やはり賛否両論でした。
やることが革新的過ぎてついて行けないという意見もあります。
テレビ会議というと大仰に考えるかもしれませんが、
WindowsXPなら標準で装備されています。
用意するのはカメラとイヤフォンマイクだけ。
量販店なら4千円前後で入手出来ます。
実は今日、知人と買って来ました。
知人はついでに自分のノートパソコンをXPにアップグレードしています。
とりあえずは二人なのでテレビ電話という感じですが、
この連休中に遊んでみたいと思います。
使えそうなら、再度役員の前で実演して見せて提案したいと思います。
システムの構築も役員各自の持ち出しですが、
この程度の出費なら高速乗って走ってくるより安いでしょう。
それにしても世の中、便利になったものです。
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