会長のつぶやき
僕の独り言につき合って
 

第112回

負け惜しみじゃないけれど

終日の専門学校の授業と長岡で開催している2級検定対策講座を終え、
帰宅したのは夜の10時を回っていました。
自宅に戻ると東京商工会議所から封書が届いていました。
ようやく私の元にも1級2次の試験結果が届いたのです。
結果は見るまでも無く不合格ですが、
合格率を見てびっくりしたのが異常な低さです。
その合格率はなんと0.4%!
かつて私が受験したどの試験より難しいものでした。

落ちていうのもなんだか情けないですが、
この検定はどういう方向性を持っているのでしょう?
これから先もこの調子で行くのかな?
1級では1次と2次の二つの試験がありますが、
例え1次を合格しても、翌年にその実績を受け継ぐことが出来ません。
2次で合格できなければ、また最初からやり直しです。
建築士の試験でも1次合格の実績は何年かは持越しできるのですが。

まあ、それだけ1級合格者に対する期待が大きいということなのかもしれません。
2級は実務者レベルで1級は指導的なレベルであると定義されていますが、
実務者とそれを指導する人の格差がそれだけあるということでしょう。

しかし、2次を受験したときも、このコラムで書きましたが、
本当にこの試験を合格することで、受験者のスキルを計ることができるのかな?
どう考えても、1次を単に記述にしただけのような感じの試験だし、
問題も漠然としていて、回答しにくいものでした。
どうせなら、2次は論文とか面接とか、
その人の意識に重きをおいてほしいと感じたのは私だけでしょうか?

今年の1級は試験日が早くなって、夏に行われます。
夏といえば、私は建築士を目指す人に
2次試験である製図を教えている真っ只中です。
今年から主任講師として、休むわけには行きません。
残念ながら、再チャレンジは出来そうにありませんが、
次の試験で、合格率が大きく違っていたら、
今回の試験は東京商工会議所の失敗だったということですよね。
そのときは、今回の受験者に対するなんらかの対応が無かったら、
ずいぶん苦情が出るでしょうね。

2003年4月22日(火曜日)
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■会長 : 小林 哲也(KOBAYASHI TETSUYA)
1961年新潟県三条市生まれ。1級建築士事務所 FORUM主宰
建築士会で1999年 福祉住環境コーディネーター検定対策講座を開催。
その際集まった仲間と「福祉住環境コーディネーターネットワーク」を結成する。
ちいき住宅工房主宰

■講演
2003年
1月  福祉用具住宅改修講習会(新潟ユニゾンプラザ:新潟県社会福祉協議会)
    平成14年度介護支援専門員現任研修(佐渡中央会館:佐渡地域振興局健康福祉環境部)
2002年 
12月  福祉用具住宅改修講習会(新潟ユニゾンプラザ:新潟県社会福祉協議会)
11月  十日町住宅改修講習会(十日町地場産業振興センター:十日町市)
7月  介護保険 住宅改修研修会(三条総合福祉センター:三条市)
4月  加茂商工会議所研修会(加茂商工会議所:加茂商工会議所青年委員会)
3月  住宅改修セミナー(西川町役場 保健センター:巻保健所)
     福祉用具住宅改修講習会(新潟ユニゾンプラザ:新潟県社会福祉協議会)
2月  福祉住環境セミナー(新宿:建築情報社)
     福祉用具住宅改修講習会(新潟ユニゾンプラザ:新潟県社会福祉協議会)
     住宅改修セミナー(新潟NOCプラザ:阿部木材株式会社)

■取材
2002年
11月   新潟日報社 ハウジング新潟2003「2000万の家」
10月   新潟日報「いつまでも我が家で-寝たきり予防へ改修」
9月   TeNY「介護豆知識-住宅改修」
8月   新潟日報「介護住宅改修事情」
4月   日経アーキテクチュア「資格に頼らず、資格を生かす」
2月   新潟日報社 ささえーる2002「住宅改修事例」
2001年
11月   新潟日報社 ハウジング新潟2002「こだわって新潟」

■リポート
2002年
12月   オランダ建築視察旅行記(PDF:ご覧になるにはアクロバットリーダーが必要です)

■作品集
最近の作品です。よろしかったらご覧ください。

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